2022年度4回定例会(御堂会館)開催のお知らせ
【開催日時】
2023年3月10日(金)
講演会:13:10~17:30
技術交流会:17:30~18:40
※緊急事態宣言等が発出された場合は、オンライン開催へ変更する場合があります。
【開催場所】
<会場>
御堂会館 4階ホール
<オンライン>
ウェビナー登録 - Zoom
【お申し込み方法】
【参加定員】
会場:60名(先着順)
オンライン:200名(先着順)
13:00 | 開場(会場、オンライン) |
13:15 | 堀邊会長あいさつ |
13:15~ 14:00 |
「GX実現に向けた取組について」 講演要旨: 世界で国家をあげた大規模な投資競争が激化する中で、我が国としては、2050年のカーボンニュートラル達成等の国際公約と経済成長をともに実現するGXを促進するため、今後10年間で150兆円を超える官民投資を実現することを表明した。そして、その実現に向けて、今後10年を見据えた「GX実現に向けた基本方針」をとりまとめた。 |
14:10~ 14:55 |
「捨てるという概念を捨てよう」 講演要旨: 過剰な消費と使い捨ての文化が、世界的な環境問題を招いている現在。技術的にはリサイクル可能であっても、ほとんどの素材は経済合理性が合わず、廃棄物は焼却や埋め立てで地球を汚染しています。 |
15:05~ 15:50 |
「機械解繊フィブロインナノファイバーによる多糖類フィルムの補強効果」 講演要旨: フィブロインとは繊維状のタンパク質の一種で、カイコの繭(シルク)の主要成分である。シルクには高い生体親和性があることから、衣料用の繊維としてのみでなく、食品、化粧品、医療用素材等様々な分野への応用研究が進められており、当研究室では機械解繊処理によるナノファイバー化に取り組んでいる。ナノファイバー化されたフィブロインは水に分散した状態で得られるため、容易に親水性高分子材料と複合化できる。本講演では、機械解繊処理で製造したフィブロインナノファイバーの基礎特性と多糖類フィルムの補強用繊維としての検討例について紹介する。 |
16:00~ 16:45 |
「マイクロ波プロセスのグローバルスタンダード化 ~カーボンニュートラルのキーテクノロジー~」 講演要旨: 第3のエネルギー伝達手段であるマイクロ波は、従来の化学プロセスを省エネルギー・高効率・コンパクトにすることを可能にします。また、再生可能エネルギーによる電化とマイクロ波プロセスを掛け合わせることで、CO2排出量も大幅に削減することができ、産業部門のカーボンニュートラルを実現します。 |
16:50~ 17:30 |
基礎講座:「高分子合成の基礎」(4) 講演要旨: 第4回目としては,PETやナイロンを合成する手法である重縮合に代表される逐次重合についてこれまで講義してきた連鎖重合との違いを概説し,その特徴やその原理ついて講述する。時間があれば,最近話題になっているプラスチックが悪者かどうかについて私見を述べたい。 |
17:30~ 18:40 |
技術交流会(懇親会) |
2022年度3回定例会(御堂会館)開催のお知らせ
【開催日時】
2022年11月18日(金)
講演会:13:10~17:30
名刺交換・情報交換会 17:30~18:40(参加無料、会場参加者のみ)
(情報交換会ですが新規感染者の状況によって中止となる場合があります)
※緊急事態宣言等が発出された場合は、オンライン開催へ変更する場合があります。
【開催場所】
<会場>
御堂会館 4階ホール
<オンライン>
Zoomウェビナー(事前登録)
【お申し込み方法】
【参加定員】
会場:60名(先着順)
オンライン:200名(先着順)
13:00 | 開場(会場、オンライン) |
13:15 | 堀邊会長あいさつ |
13:15~ 14:00 |
「内外経済の展望 -ポストコロナで目指すべき社会の実現に向けて-」 講演要旨: コロナ感染は継続中だが、ようやくコロナとの共生が始まりポストコロナを論じる時期に。一方ロシアのウクライナ侵攻で戦争が現実となり、世界秩序を揺さぶるだけでなく、日常生活でも物流や食糧問題、更に物価高騰等諸課題を引き起こした。講演では前半に「世界経済と日本経済の注目点」に触れ、不確実性が高まる内外経済をどう捉えるべきか述べ、後半で日本はどう対処すべきか。「ポストコロナで目指すべき社会の実現に向け」、その処方箋も含めお話しする。 |
14:10~ 14:55 |
「関西経済・製造業の中長期展望」 講演要旨: ウクライナ侵攻や世界的なインフレを背景に世界経済の不透明感が高まっており、関西経済や関西製造業にもその影響が徐々に及びつつある。急激な円安により関西中小製造業では原材料調達コストが上昇する一方、商品への価格転嫁は容易ではない。その一方で、コロナ禍は終わりが見えつつあり、2025年には大阪・関西万博を控えるなど、明るい材料もみられる。本講義では関西経済・製造業の展望について、マクロ経済的な観点から紹介する。 |
15:05~ 15:50 |
「ビッグデータ時代におけるAIの重要性 ~AIは新材料を見つけることができるのか?~」 講演要旨: ビッグデータとAI によりIT の活用が以前にもまして重要視されていく中、消費電力の問題が焦点となっている。低消費電力の技術を考える上で、生体のメカニズムをエレクトロニクスへ応用する方法が注目されている。人間の脳を模倣した超低消費電力デバイスの開発、バイオミミクリー(bio-mimicry:生物模倣)を応用した材料の開発など、エレクトロニクスとバイオの融合が重要となっている。このような状況下において、新規材料開発が益々重要となっており、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は材料分野において最も注目を浴びている技術のひとつである。これら技術により材料開発の期間やコストの削減、革新的な素材の発見が実現する可能性がある。これを具現化するには、研究機関や企業等に長年蓄積されたデータを収集し、データから抽出した情報をどのように知識化していくかが鍵となる。AIの基礎から応用の一つMIまで紹介する。 |
16:00~ 16:45 |
「デジタル田園都市国家構想推進に向けて ~イノベーションエコシステム政策のトレンドについて~」 講演要旨: 我が国では「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けた取り組みが進められており、「人への投資と分配」、「科学技術・イノベーション」、「スタートアップ(新規創業)」、「GX」、「DX」へ重点投資が進められている。関西は、グローバルスタートアップ・エコシステム拠点都市に指定されており、大阪ではスーパーシティに選定され、2025年には大阪関西万博が開催される。本講演では、我が国のイノベーション政策のトレンドについて解説しつつ、関西が取り組むべき方向性について提案する。 |
16:50~ 17:30 |
「高分子合成の基礎」(3) 講演要旨: 第三回目としては,高分子合成(重合)法のひとつであるイオン重合およびリビング重合を取り上げる。ラジカル重合との違いを概説し,従来法では作製が困難であった分子量分布がそろった高分子やブロックポリマー合成が可能となるリビング重合について,その原理や種類について講述する。 |
17:30~ 18:40 |
技術交流会(懇親会) |
2022年度第2回定例会(天満)開催のお知らせ
【開催日時】
2022年8月19日(金)
講演会:13:15~17:05
名刺交換・情報交換会 17:05~17:55(参加無料、会場参加者のみ)
新規感染者数が増えていることから中止といたします。
※緊急事態宣言等が発出された場合は、オンライン開催へ変更する場合があります。
【開催場所】
<会場>
天満研修センター 3Fホール
<オンライン>
Zoomウェビナー(事前登録)
【お申し込み方法】
【参加定員】
会場:60名(先着順)
オンライン:200名(先着順)
【プログラム】テーマ:ディスプレイの最新動向とマテリアル
13:00 | 開場(天満研修センター) |
13:05 | 開場(Zoom) |
13:15 | 主催者あいさつ(堀邊会長) |
13:20~ 14:00 |
◎テーマ講演(1)「ディスプレイの最新技術と応用展開」 講演要旨: ディスプレイ技術はCRTから始まり、その後LCD、OLEDを経ながら、絶えず変化と革新を遂げている。また、その応用分野も、テレビ、PC、デジタルカメラ、車載、携帯電話、ウェアラブルなどと時代とともに拡大し、最近では特にメタバースの世界への応用が期待されている。本講演では、各ディスプレイの要素技術を簡単に解説しながら、メタバース向けディスプレイを含めた最新のディスプレイ技術を紹介する。また、ディスプレイ技術を用いた別のアプリケーションへの応用例についても述べる。 |
14:05~ 14:45 |
◎テーマ講演(2)「酸化物半導体TFTの現状と将来展」 講演要旨: 薄膜トランジスタ(TFT)はディスプレイの画素表示を制御するキーデバイスの一つであり、近年はLSI応用においても注目が集まっている。これまでディスプレイ分野では非晶質や低温多結晶シリコン(LTPS) TFTがその中心技術であったが、近年、酸化物半導体TFTの本格的な量産導入が始まりつつある。本講演では、これまでのシリコンTFT技術と比較しつつ酸化物TFTの特徴を説明し、フレキシブルディスプレイ等の新たな応用展開に向けた低温プロセス技術、LTPS TFTを凌駕する高移動度酸化物半導体TFTの研究開発動向や将来展望に関しても述べる。 |
14:55~ 15:35 |
◎テーマ講演(3)「空中ディスプレイとその応用事例」 講演要旨: 「ASKA3D」は、空中や、水中、真空中に至るまで、空間に"実像"を結像させることが可能なパッシブ系の"光学結像パネル"である。昨今の新型コロナウイルス感染問題は世界的に深刻な問題で あり、"非接触タッチパネル"への応用に期待が高まってきている。本講演では、ASKA3Dの基本原理、製品化事例、応用分野、実績の紹介、今後の開発動向等について説明し、併せてプラスチックやフィルムの加工技術等の応用についても述べたい。 |
15:40~ 16:20 |
◎テーマ講演(4)「進化するディスプレイデバイス・画質・評価指標」 講演要旨: 近年、ディスプレイ デバイス技術の進化とビデオ フォーマットの高度化により、ディスプレイによる映像表現力は飛躍的に高まり、一般家庭で非常に高い画質性能の映像を楽しめるようになってきた。しかし、現状のデバイスでは高度化した映像品質の各種特性について全てを完全に満足することはできない。また、画質進化が数値で表現可能な指標での進化から数値化が困難な感覚的進化へと変わり始めており、今後の進化が見通しにくくなっている。本講演では、技術活用チャンスの探索へのヒント提供を目的として、各ディスプレイ デバイスの違いと画質進化の状況を概説する。 |
16:25~ 17:05 |
◎基礎講座②「高分子の基礎」 講演要旨: 第一回で紹介した高分子合成(重合)のラジカル重合について,その機構およびモノマーの種類による反応性の違いを概説し,さらに,二種類のビニルモノマーを混ぜて,高分子鎖に二種類のモノマーユニットを導入する共重合について,上記同様モノマーの構造による反応性の違いを講述する。 |
17:05~ 17:55 |
名刺交換・情報交換会 |
2022年度第1回定例会 開催のお知らせ
【開催日時】
2022年6月3日(金) 講演会:13:15~16:45
※緊急事態宣言等が発出された場合、オンライン開催へ変更する場合があります。
【開催場所】
<会場>
京都府民総合交流プラザ・京都テルサ
<オンライン>
Zoomウェビナー(事前登録)
【お申し込み方法】
【参加定員】
会場:30人(先着順)
オンライン:200人(先着順)
【プログラム】テーマ:京都ものづくり新潮流
12:50 | 開場(会場) |
13:05 | 開場(Zoom) |
13:15 | 主催者あいさつ(堀邊会長) |
13:20~ 13:55 |
◎テーマ講演(1)「Amyloid MS 医学検査のための質量分析」 講演要旨: 質量分析の医学検査への応用が進んでいる。LCMSによる新生児の代謝異常検査や、MALDI-MSによる感染症の原因を特定する微生物同定などはその代表例である。島津製作所は、免疫沈降と質量分析を組み合わせて血中アミロイドβを測定するAmyloid MS技術を開発した。血中アミロイドβはアルツハイマー病のバイオマーカーとして期待されている。本講演では、Amyloid MS技術に関する要素技術から医療機器開発に至る経緯と今後の展望について紹介する。 |
14:00~ 14:35 |
◎テーマ講演(2)「新たなアプリケーション対応を可能にする高速インクジェット技術」 講演要旨: 当社はSCREENグループの一員であり、祖業である印刷分野を担う事業会社として、印刷機器の開発・製造を行っている。印刷業界においては、近年の産業構造の変化に伴い、デジタル印刷への移行が進んでおり、当社においても、主力であったCTP装置から、インクジェット(IJ)印刷装置への転換を図っている。本講演では、IJ印刷方式が印刷産業にもたらす効果と、IJ印刷機のアプリケーション拡大に向けた取り組みについて紹介したい。 |
14:45~ 15:20 |
◎テーマ講演(3)「VUCAの時代の先を観る価値創造 ― オムロンの経営の羅針盤「SINIC理論」が展望する近未来―」 講演要旨: VUCAの時代と言われて久しい。さらに、Copid-19やウクライナ侵攻など、未来への見通しは、ますます不透明性を増し、未来への悲観は世界中で強くなっている。その中で、未来志向や理念経営が一つの特徴であるオムロンでは、半世紀以上前に発表した「SINIC理論」という未来予測理論を、今でも経営の羅針盤としている。この理論と、それに基づく未来シナリオとは、どのようなものなのか?このまま、世界はディストピアに向かうのか?本講演では、SINIC理論の概説を通じて、VUCAの先にある未来社会のビジョンを示し、よりよい未来創造を共に考える契機とする。 |
15:25~ 16:00 |
◎テーマ講演(4)「全樹脂電池の開発」 講演要旨: 電池の誕生以来ずっと続いてきた設計・製造概念を一変させる電池技術を開発した。従来のバルクの金属電極で構成する現行の電池とは異なり、電極を含むすべての構造体を主に樹脂で構築した。樹脂を主体とすることで、さまざまな特徴を発揮できるようになり、また電池の構造を物理的に柔軟にでき、電池を搭載した機器設計の自由度が増すことができる電池を紹介する。 |
16:05~ 16:45 |
◎基礎講座①「高分子の基礎」 講演要旨: 高分子合成講座に先立ち,第一回目として高分子とは何か,高分子の特性である分子量分布の意味などを概説し,高分子合成(重合)の基礎原理および重合機構の違いによる分類を行い,それによる分子鎖の生長挙動の違いなどを説明する。さらに代表的な重合方法やそれによる生成物の違いなどを講述する。 |
特別オープンセッション 開催のお知らせ
【開催日時】
2022年4月15日(金) 講演会:13:15~16:40
※緊急事態宣言等が発出された場合、オンライン開催へ変更する場合があります。
【会場開催の場所】
<会場>
ブリーゼプラザ(大阪・西梅田)小ホール
<オンライン>
Zoomウェビナー(登録ページは開催前に送付)
【参加定員】
会場:50人(2021, 22年度の賛助会員、法人会員、個人会員、シニア会員限定)
オンライン:300人(上記会員、非会員)
【参加費】
無料
【プログラム】
12:40 | 開場(会場) |
13:00 | 開場(Zoom) |
13:15 | 主催者挨拶 |
13:20~ 14:20 |
◎大阪公立大学の概要と全固体電池材料の新展開 講演要旨: 4月1日、大阪市立大学と大阪府立大学が統合して、我が国最大規模の公立総合大学、大阪公立大学が誕生した。新大学は大阪の知の拠点として、産学官民共創によるイノベーション創出を目指しているが、とりわけ全固体電池材料研究は、新大学で強力に推進するテーマの一つである。本講演では、新大学の概要と目指すもの、全固体電池の現状、固体電解質材料の研究経過、全固体電池材料の最先端研究について説明し、今後の展望について述べる。 |
14:30~ 15:30 |
◎グンゼのサステナブル経営 ―プラスチック資源循環型戦略について― 講演要旨: 創業の精神である「人間尊重」、「優良品の提供」および「共存共栄」こそがグンゼのサステナブル経営の原点であり、社会や環境の問題に対し、製品やサービスの提供を通じて解決策を示してきた。2019年、海洋プラスチック問題を能動的に解決するため、サステナブル重要課題として「プラスチック資源循環戦略の推進」を追加し、(1)資源循環の仕組み確立(2)資源の効率化(3)石油化学原料使用量削減を主体に取り組みを進めている。 |
15:35~ 16:35 |
◎東洋紡が目指すサーキュラーエコノミー 講演要旨: 東洋紡は早い時期から環境対応を意識し、プラスチックフィルムの減容化、PETボトルのリサイクル樹脂やバイオマス原料を使用したフイルム化の検討をしてまいりました。現在お客様に使用していただいている商品やこれからの新しい開発品、また現在取り組んでいるリサイクル技術開発を紹介し、「東洋紡が目指すサーキュラーエコノミー」に賛同していただける皆様と協力しながら実現に向けて進めて行きます。 |
16:40 | 終了 |
第5回定例研究会開催のお知らせ
【開催日時】
2022年3月4日(金) 講演会:13:00~16:50
大阪府でまん延防止等重点措置が発出されているため、Zoomを用いた「オンライン方式」のみになります。
【会場開催の場所】
<オンライン>
Zoomウェビナー
【お申し込み方法】
Zoom登録ページからお申し込みください。
【参加定員】
オンライン受講:300人
【参加費】
2021年度の法人会員、個人会員、シニア会員は、講演会参加費無料
【プログラム】
テーマ:SDGs への対応とサスティナブル素材
12:45 | 開場(Zoom) |
13:00 | 主催者挨拶 堀邊会長 |
13:05~ 13:45 |
◎テーマ講演(1):「企業のための SDGs 講座 ビジネス入門編」 |
13:50~ 14:30 |
◎テーマ講演(2):「新規バイオマスポリエステルフィルム」 |
14:40~ 15:20 |
◎テーマ講演(3):「Ecouse®の展開について」 |
15:25~ 16:05 |
◎テーマ講演(4):「海洋生分解性を有するカネカ生分解性ポリマー Green Planet」 |
16:10~ 16:40 |
◎基礎講座(3):「高分子の表面とは」(仮) |
16:50 | 終了 |